【中学受験】第8回組分けテストと長男の変化
体調不良をおして受験し、良い意味で想定外の結果を残した前回の組分けから約1カ月。
SS復帰へのB基準を満たし、リーチがかかっていた。この状況は初めてではなく、むしろ2回基準をクリアする難しさを一年かけて思い知っていた。
でも信じたい。
肝心の本人は、久しぶりにB基準をクリアしてやる気。
それは大前提として…
宿題を効率良くこなす。一年かけて自分なりにその方法が定着してきたようだ。
長男の場合は、通常の授業終了後、時間も時間なので30分程度だが自習室に寄ってから帰る。
算数ならウィークリー、理科ならマスターノート。
友達に一緒にやろうと誘われ漢字を書いてくる日もある。社会は好きだし得意=家でも捗るから、自習室ではあまりやって来ない。
たった30分程度だが、思いの外この30分に後々助けられる。授業後すぐに復習するので、効率も定着も良いし…
家でやる宿題が減り、余裕を持って終わらせられるようになると、プラスアルファの学習ができる!!
今回は学校の短縮日課にも助けられ、長男は暇さえあれば必死に勉強していた。
学校では大流行のゲームの話題で持ちきりで、そんな暇など無い彼は疎外感を感じていた。
そして組分け。
大崩れした。国語は偏差値50すれすれ、算数は40台前半。理科と社会は50台後半だが、得意の社会はまさかの60切り。
特に不安定過ぎる算数に泣かされ、おそらくB基準すら届かない状況に、長男は泣き崩れた。
「あんなに頑張ったのに…みんなが外でゲームして遊んでても、必死にやったのにどうして!!」
テストに向けて頑張ったのが初めてな訳じゃない。特に今回は頑張ったけど。
それでも、努力したからすぐに点数や偏差値が上がる訳ではない。
2年間の塾生活で痛いほど感じていたこと。それでも、私の胸で泣き崩れる長男を見ると、こっちまで泣きそうになる。
ところが長男は、翌日もその翌日も、自ら自習室へ行った。
季節柄体調も心配だし、無理して行かなくても良いんだと伝えるが、
「悔しがってたって点数が上がる訳じゃないなら。」
「あれだけ頑張ったけどダメだった。じゃああの程度の努力じゃ足りないんだよ。」
とっくに前を向いていて驚愕したし、私自身も身の引き締まるような思いがした。
この子が行きたい学校に行けるよう、何だってしてあげたい。
来年度のYT受講どうするか、自分自身の転職活動、学校の事…悩みが多過ぎて心がパンクしそう。でも今はこの子の覚醒?に助けられる。
あと2年、息切れしないかは心配だけど。
そうこうしてる間に始まった冬期講習。クリスマスも終わったし、気合いを入れ直さなきゃなぁ。
中受生活は、疲れるか疲れないかで言えば死ぬほど疲れる。
無事に受験当日を迎える。それって本当に奇跡で、凄い事なんだなぁ。