泣き笑いの中学受験珍道中~2022年、地元難関中に向かって〜

中学受験2022年組。早稲アカ生のノンビリ長男と、暴走母ちゃんの試行錯誤の日々の備忘録。

【中学受験】自習室

早稲アカ小4生は、YTを除けば基本的に週2の通塾だ。

 

週2の弁当がたまらなくネックなのだ。

 

 

が、我が家は実質週4の通塾だ。

 

もう一つの家だ。学校だ。

 

 

きっかけは前々回の組み分けテスト。

 

 

今に始まった事ではないが、テスト後の我が家は夏のゲリラ雷雨よりも大荒れだ。

 

 

母子の滝のような涙と、落雷のような私の怒鳴り声。

 

 

冷静に文字に起こしていると、怒っても落胆しても結果は変わらないのに、どうして毎度毎度冷静に受け止められないのだろう。

 

 

 

どうしてこんな間違いを…

 

 

完全にわからなかったと言うより、半分以上は、消しゴムを使わず上からなぞるような訂正をして漢字がバツになったり、出した数値が合っていても答え方や単位を間違えたり。

 

 

何十回、何百回とそんな事を思ってこの一年以上を過ごしてきた。

 

 

それも実力のうち。

 

 

でも可愛い可愛い我が子。

 

 

この子ならできる。本当はやればできる子だって信じたいから( ;∀;)

 

 

根底にそういう気持ちがあるから、いい歳して感情が抑えられなくなる。

 

 

「そんなにやる気ないんだったら辞めてもいいのに?」

 

 

我が子に対してだけでなく、塾にまで電話をかけてしまう私。

 

 

「もうやる気ないみたいなんで辞めさせたいです。」

 

 

ハイ、速攻で面談です。

 

 

校長先生はひと通り話を聴いてくださった後、息子を別室に呼んだ。

 

 

「長男君は入ってすぐに、絶対塾は辞めたくないと言っていました。」

 

 

別室に移った途端表情も明るくなり、活き活きとしていた…と。相当プレッシャーを感じているのではないか…と。

 

 

そう。元々は自分で入りたいと言った塾。

 

学校では教えてもらえないような勉強ができる。

 

学校では更にできる子になって気分も良くなる。

 

だんだん塾友もできた。

 

仲間と食べるお弁当の時間が楽しい。

 

 

なのに私の態度が全てを台無しにしてしまうのかな。でも私がちゃんとしなくて誰が、ふわふわしたこの子のお尻をたたくんだ!あと2年10か月なんてすぐだよ。

 

 

塾に入ってからというもの、この子の新生児時代以来に、自分の幼さを痛感する日々。

 

 

「家でケンカするくらいだったら、自習室に来たらどうですか?」

 

 

え?

 

 

校長先生は、週間スケジュール表を使いながら、習い事の日と調整しつつ宿題のペース配分を考えてくれた。

 

そして自習室の使用を提案してくれた。

 

 

送迎は大変だが、家には弟も居るし誘惑も多い。長男のためだけでなく、普段テレビ等の我慢を強いられる事もある次男のためにも、自習室に行ってもらおうか。

 

 

こうして週4の送迎が始まった( ゚Д゚)

 

 

自習室では確かに誘惑も無いが、やってきた問題やノートを見ていると必ずしも集中できているとは限らない感じ。

 

 

先生にすぐに質問に行ける環境はとても良いらしいが。

 

 

普段の授業のように、友達にもほぼ合わない中、上級生のお兄さんお姉さん達に紛れて約二時間頑張っている。

 

 

それで良しとして、続けられている事に価値を見出して(自分に言い聞かせて)今は見守っていよう。