【中学受験】やっと滲み出た悔しさ
新クラス発表を経て、今日から塾では新クラスがスタート。
最上位のSSで新小4をスタートし、首の皮一枚で繋がっていたけれど、組分けテストで連続2回B基準を下回り…
GWの初っ端からクラス落ちを覚悟しなければならない、平成最後の洗礼を受けた。
そしてGW明け、校長直々の電話によって、覚悟は確信となった。クラス落ち決定。何とも幸先の悪い令和の幕開け。
また去年の悪夢が蘇った。
3J 1でスタートした去年。早々にマンスリーテストで偏差値30台を叩き出すという暴挙。当時大変お世話になった先生と悩みに悩んだ結果、3J 2に一旦入って夏期講習辺りを目処に戻って来い!!と交わした約束。
果たされないまま、その信頼していた先生は去ってしまった。
とうとう長男はクラスアップする事なく3年生を終えた。
背水の陣を合言葉に、冬休みは中学教師をしている従兄弟の協力も得て猛勉強。
二教科偏差値60が見え、復活の兆しを感じた年明けの冬期学力診断テスト。
少し苦しかった初めての組分けテスト。それでもやっと、約一年かけて最初の立ち位置に戻ろうとしていた。
僅かに届かなかったか…と、ドキドキしながら見に行ったクラス発表。まさかのSSに名前が!!
やればできるんだよ!やっと戻って来れた。今度は何が何でも食らい付いて行こう!!
そう決めたハズなのに、新小4からは生徒も増え、3年生から一緒のみんなも着々と力をつけ、そう簡単にはいかなかった。
うちの子は3年生からやっているのに…
そんな事は関係ないのだろう。でも一年間、確かに私達は必死でやってきた。悔しくて堪らないのが偽らない気持ちだ。
しかし問題なのは…
この子、そんなに悔しそうに見えないけど⁉︎GW遊べるって気持ちでいっぱい⁉︎何をヘラヘラしてるの?だからすぐ落ちるんだ。
さほど悔しそうに見えない長男。
急遽呼び出された面談でも、
私だけ悔しがってるみたいです。
なんて言ったりして…
校長先生からは、とにかく今は楽しく、できた喜びを感じながら勉強する事が必要。そしてS 1では確認テストで毎回トップを取る事。そうすれば下手すりゃ次の日組分けで戻って来れる!と励ましていただいた。
クラス決定の紙も配布され、私達は既に気持ちを切り替え、次回の組分けを目指し日々着々と課題をこなしていた。
私も感情の起伏が激しいので、細かくは色々言ってしまったり簡単に切り替えられた訳ではないが、この辺りは3年生から努力してきた私達親子の成長なんだろうな。
そしていよいよ新クラススタートの今日。塾に送りながらふとバックミラーを見ると…
一点を見つめて口をへの字に曲げた長男。
どうした?と問うても黙ったまま…
もしかして、新しいクラスに行きたくないの?
表情を変えぬまま頷く。
あぁ、そうか。この子はまだ幼い。と言うか人一倍幼い気がする。
自分の置かれた状況に、今になってやっと気付いたのかな。大人の私とはタイミングも違って当然なのかも…
まだまだ受験生の親として私も幼いな。
だったら、その悔しさ忘れるなよ?
と言って送り出す。
クラスが変わったので時間割も変わり、今日は二科目とも3年生からお世話になっている先生だ。
帰りは出口近くで待って様子を聞いてみよう。行きの様子を話し今日の様子を尋ねると、
特に問題無かったですよ。むしろ活き活きとしていました!と。
確認テストは約束通りトップだったと。
そして、
授業中の態度を見ていても、悔しがっているのはよくわかります!と。
そうか。この子は私のようなブルドーザーBBAではなく、内なる闘志を秘めたタイプかな(と思いたい)。
ある意味安心しました!とその場を後にした。
こういう発見もあるからハマってしまうのかな…