【中学受験】塾電
塾弁じゃなく塾電。塾へ電話。
業務連絡の場合ももちろんあるけど、私が夜かける時は大抵、爆発しちゃったか爆発寸前か 笑
で。今回は。
事の発端は数日前、組分け直前。この時期の我が家は、教科に関係なく演習を解いて解いて解きまくる!!
長男と共にリレーのように、丸つけして間違い直し渡して、入れ替わりで次のプリントがこっちに来て…
丸つけが追いつかない時は、自分で丸つけをさせる。ただこの子、平気で不正解に丸をつけたりする。その件で既に爆発済み、塾にも報告済み。
さすがに怒られまくって懲りたし、何より組分け前だから、そんな事したって何もならない事くらいわかっているだろう…そう思って追いつかない丸つけを任せた。
甘かった!!!!
「ママぁ!全問正解!!」
「えっ、ほんと?すごい!」
「次も全問正解!!」
「すごい!!」
「次も大丈夫ー!!」
…んっ?
待て待て。これ、さっきからやってるの理科だよね?
おかしいな。電流分野は弱かったハズ…
「じゃ、終わったらこれの直しね!」
プリント返すふりしてさり気なく答えを奪ってきた。そのまま気づかれないよう観察。
「あっ、ママ!合ってたー全問正解!!」
流れ作業の動きで丸つけてそんなセリフを吐いてる。
「ねぇ?何見て丸つけたの?ママ答え持ってるんだけど?」
「あっ…」
「もういいわ、あんた。よりによって組分け前だよ?せめて今真剣にやらなくていつやるの?」
夏休み前の私なら、近所の目(耳)も気にせず怒鳴り散らして大爆発だった。
でも、セミナーや塾の面談や読書を通じて自分なりに勉強したし、こんな事態にも慣れてきてしまった。
そう。私が落ち着かないと。
呆然とする長男を尻目に二階に上がり、塾に電話をかける。
程無くして、以前担当してくれた事のある先生に事情を話す。そして、今この状況で私はどうしたら良いのかも問う。30分ほど話し込んで、落ち着いて電話を終えることができた。
そもそも(信じ難いことに)悪気があっての行動ではなく、早く終わらせたいなーとか寝たいなーとか、端的に言えば雑さの延長。
組分け直前と言っても、組分け直前の時期にそんな事している場合ではない!…などという発想は大人の考え。そこまでの認識は芽生えていない可能性が高い。
受験直前期の過去問演習等でも、そういう点数を盛るような子は居るし、塾講師からしたらあるある。
とにかく理路整然と問い詰めてはいけない。それで解決はしない。
全てを親が丸つけするのが大変なら、これだけはという教科を決めたり、塾の前日に、自分で丸つけした物を親がチェックすると決めてみ
る。
不正したわね?でなく、この丸つけ間違ってるじゃない?じゃあ次はもう少し丸つけ間違いが直るといいね…と繰り返し対処していく。
話をひと通り聴いていただきつつ、具体的に教えてもらったので救われた。
そして私以外の中受ママにしてみれば当然かも知れないけど、大噴火してしまう前に一呼吸置けたことに、自分の成長を感じた 笑
まだまだ覚醒は遠そうな長男。明日の組分けもきっとS1キープだろう。大人のカレンダー感覚だと受験なんてすぐなんだけど、この珍道中状態、先は長い!!
毎日毎日ひたすらやる事やる!!…しかないな。