泣き笑いの中学受験珍道中~2022年、地元難関中に向かって〜

中学受験2022年組。早稲アカ生のノンビリ長男と、暴走母ちゃんの試行錯誤の日々の備忘録。

【中学受験】塾電

塾弁じゃなく塾電。塾へ電話。

 

業務連絡の場合ももちろんあるけど、私が夜かける時は大抵、爆発しちゃったか爆発寸前か 笑

 

 

で。今回は。

 

 

事の発端は数日前、組分け直前。この時期の我が家は、教科に関係なく演習を解いて解いて解きまくる!!

長男と共にリレーのように、丸つけして間違い直し渡して、入れ替わりで次のプリントがこっちに来て…

 

 

丸つけが追いつかない時は、自分で丸つけをさせる。ただこの子、平気で不正解に丸をつけたりする。その件で既に爆発済み、塾にも報告済み。

 

 

さすがに怒られまくって懲りたし、何より組分け前だから、そんな事したって何もならない事くらいわかっているだろう…そう思って追いつかない丸つけを任せた。

 

 

 

甘かった!!!!

 

 

 

「ママぁ!全問正解!!」

 

「えっ、ほんと?すごい!」

 

「次も全問正解!!」

 

「すごい!!」

 

「次も大丈夫ー!!」

 

 

…んっ?

 

待て待て。これ、さっきからやってるの理科だよね?

おかしいな。電流分野は弱かったハズ…

 

 

 

「じゃ、終わったらこれの直しね!」

 

 

プリント返すふりしてさり気なく答えを奪ってきた。そのまま気づかれないよう観察。

 

 

「あっ、ママ!合ってたー全問正解!!」

 

 

流れ作業の動きで丸つけてそんなセリフを吐いてる。

 

 

「ねぇ?何見て丸つけたの?ママ答え持ってるんだけど?」

 

 

「あっ…」

 

 

「もういいわ、あんた。よりによって組分け前だよ?せめて今真剣にやらなくていつやるの?」

 

 

夏休み前の私なら、近所の目(耳)も気にせず怒鳴り散らして大爆発だった。

でも、セミナーや塾の面談や読書を通じて自分なりに勉強したし、こんな事態にも慣れてきてしまった。

 

 

そう。私が落ち着かないと。

 

 

呆然とする長男を尻目に二階に上がり、塾に電話をかける。

程無くして、以前担当してくれた事のある先生に事情を話す。そして、今この状況で私はどうしたら良いのかも問う。30分ほど話し込んで、落ち着いて電話を終えることができた。

 

 

そもそも(信じ難いことに)悪気があっての行動ではなく、早く終わらせたいなーとか寝たいなーとか、端的に言えば雑さの延長。

 

組分け直前と言っても、組分け直前の時期にそんな事している場合ではない!…などという発想は大人の考え。そこまでの認識は芽生えていない可能性が高い。

 

受験直前期の過去問演習等でも、そういう点数を盛るような子は居るし、塾講師からしたらあるある。

 

 

とにかく理路整然と問い詰めてはいけない。それで解決はしない。

 

全てを親が丸つけするのが大変なら、これだけはという教科を決めたり、塾の前日に、自分で丸つけした物を親がチェックすると決めてみ

る。

 

不正したわね?でなく、この丸つけ間違ってるじゃない?じゃあ次はもう少し丸つけ間違いが直るといいね…と繰り返し対処していく。

 

 

話をひと通り聴いていただきつつ、具体的に教えてもらったので救われた。

 

そして私以外の中受ママにしてみれば当然かも知れないけど、大噴火してしまう前に一呼吸置けたことに、自分の成長を感じた 笑

 

 

まだまだ覚醒は遠そうな長男。明日の組分けもきっとS1キープだろう。大人のカレンダー感覚だと受験なんてすぐなんだけど、この珍道中状態、先は長い!!

 

 

毎日毎日ひたすらやる事やる!!…しかないな。